本当に美味しいものを食べた時に感じる「幸福感」味わってきました!
「讃岐うどん」で有名な四国地方香川県に行ってきました。そこで食べたうどんが「衝撃的」な美味しさでした。
日本の食文化は今や世界各地でブームになるほどです。日本に来る外国人観光客の多くは「食」を楽しみに来る方が多いと思います。お寿司を始め、ラーメン、天ぷらなど数ある日本を代表する食の中で最近「うどん」の人気が高まっているというニュースを見ました。そこで今回「讃岐うどん」で有名な香川県高松市にある「手打十段うどんバカ一代」さんに行ってきました。
朝6時から開店して18時まで営業しているお店です。「超人気店」のため常に行列が出来ているとの事だったので、なるべく混雑を避けるために16時頃お店に到着しましたが・・・行列できてました(汗)こんな時間なのに次から次へと行列に並ぶ方がいてびっくりです。私の次に並んだ方は大阪から来られていて、この日2軒目のうどん店だと話していました。高松駅の観光案内所で「讃岐うどんMAP」を入手しましたがどのお店もそれぞれに特徴があって本当に美味しそうです。
香川県でうどん文化が盛んになった理由は、昔は気候の問題でお米が安定的に穫れない地域であったため「お米=高級品」だったそうです。そこでお米の代わりとしてうどんの原材料である「小麦」を育て食の中心にしたそうです。また瀬戸内海に面しているため「塩づくり」「醤油づくり」が盛んで、出汁のもとになる「イリコ(煮干しイワシ)」も多く生産される地域であったため、うどんの文化が根づいたそうです。
「製麺」へのこだわりも半端ない!「足踏み」によって弾力のある麺が出来る。
私は「麺のコシ」というものはパスタのアルデンテのように少し硬い部分がある事だと思っていたのですが全く違っていました。艷やかな麺を口に入れた瞬間に感じる「柔らかさと滑らかさ」噛むごとに感じる弾力性こそが「コシ」のある麺だと知ることが出来ました。また麺が喉を通るときの「ノドゴシの良さ」は人生で初めての感覚で忘れられないものでした。丹念に製麺された麺を短時間で茹で上げ、美味しい出汁が染み込んで、口にした瞬間から噛んでる時も、のどを通っていく瞬間も幸せを感じる美味しさでした!(また食べに行きたい気持ちでいっぱいです)
お米が食べれなかった昔の人々の努力と工夫の積み重ね、伝承されている製麺法、出汁づくりに関わる方々、讃岐うどんを提供するお店の方の毎日の創意工夫のおかげで今美味しいうどんが食べれるのです。感謝しかありません。日本人って凄い!日本に生まれて良かった!
(ここで終わりのはずでしたが・・・)
本来「讃岐うどん」は1軒だけの予定でしたが、どうしてももう1軒行きたくなり翌朝7時に「うどん さか枝」さんに行きました。このお店はお客さんが自分で麺を温め、タンクの中に入った出汁をかけるスタイルを体験出来るお店でした。結局朝から2種類のうどんを注文してしまいました(笑笑)
讃岐うどん「最高!」です。是非皆さまも現地に足を運んで食べてみて下さい。心からおすすめします!
(宿泊したホテルスタッフの方々、高松駅の駅員さんや観光案内所の方、うどん店の店員さん、みなさん優しくて香川県の大ファンになりました。是非また遊びに行きたいです)